本日の茶の湯小話 その1 「茶の湯と狂歌」

江戸時代の狂歌に、「織理屈(おりりくつ)、奇麗きっぱは遠江(とおとうみ)、お姫宗和に、ムサシ宗旦」というものがあります。これは、それぞれの茶人のスタイルを少し大袈裟に歌ったもの。“ムサシ”と呼ばれた「千宗旦」は侘び茶に徹していたので、“むさい”ように見えたみたいです。姫のような「金森宗和」は王朝風の茶の湯。「奇麗さび」という茶風を作ったのが「小堀遠州」です。そして「古田織部」は理屈くさい…。そんな織部が主人公の「へうげもの」は、今年の春にアニメ化決定です。また、今年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で描かれている織田信長・豊臣秀吉の時代も、“権力の演出”として茶の湯が使われました。いわゆる“戦国ブーム”や大河ドラマなどで戦国時代・戦国武将に興味を持った方も、彼らの愛した「茶の湯」「茶道具」に是非目を向けてみてくださいね。◆へうげもの official bloghttp://hyouge.exblog.jp/

茶道具 青峰堂

【看板猫のいるお店】 茶の湯道具・六方式灰道具全国発売元 / 茶道教室 / 仙台 tea ceremony / sadou / chano-yu / Japan