このコーナーでは、日本文化に関わりの深い、気になるアートイベントなどをお知らせしていきます。今回は、東京都の畠山記念館で開催中の「織部が愛した茶碗―高麗 割高台―」。漫画『へうげもの』でもおなじみの戦国武将・古田織部にスポットをあてた企画展。
●織部が愛した茶碗―高麗 割高台―織田信長と豊臣秀吉に仕えた戦国武将・古田織部(1543~1615)。千利休が大成させた茶の湯を継承しつつ大胆かつ自由な気風の茶を好んだ大名茶人としても知られています。本展は、織部所持と伝える高麗茶碗「割高台」にスポットをあて、織部の時代の茶碗とともにその魅力にせまります。さらに、織部から約400年後に同じく「割高台」に魅せられた近代の数寄者たちのエピソードを交えて、実際に「割高台」を用いた茶会の道具組をご紹介いたします。時を経て茶人たちが求めた美の結晶とメッセージに思いを馳せながらご覧ください。会 期/2010年10月9日(土)~12月19日(日)休館日/毎週月曜日 ※10月11日(月・祝)は開館、10月12日(火)は休館 11月12日開館時間/午前10時~午後4時半(入館は午後4時まで)入館料/一般:500円(400円)、学生:350円(300円) ( )は20名以上の団体料金 ※中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)お抹茶:400円(干菓子付き) 午前10時より午後4時まで展示室にて随時◆畠山記念館http://www.ebara.co.jp/csr/hatakeyama/
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