本日の茶の湯小話 その14 「古帛紗と出帛紗の違いって?」

【古帛紗と出帛紗の違いって?】
のんこ「どっちも柄が素敵なのん!でも何に使うものなのん?」
師匠「それでは今回は古帛紗と出帛紗の違いをお話しましょう」
◆古帛紗…サイズはお点前用の帛紗の約1/4程度。裏千家ではお薄の際、点てられた抹茶を運ぶ時に茶碗の下に敷いたりします(手盆の失礼を避けるため)。流派・点前によっては茶器の拝見の際に畳の上に広げることも。
◆出帛紗…サイズはお点前用の帛紗とほぼ同寸。表千家ではお濃茶の際、亭主が茶碗に添えたりします。名物裂や由緒ある裂地を用いて作ります。時代によってお点前や帛紗に関する約束事も微妙に変わっていくので、表千家・裏千家はもちろん、武者小路千家・石州流・江戸千家・宗偏流・玉川遠州流などなど…色々な流儀のお茶会に足を運んでみるのも面白いかもしれませんね。ちなみに、古帛紗の一部はweb shopでもお買い求め頂けます*

茶道具 青峰堂

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