おはようございます、茶道具 青峰堂です。本日は灰研究会・基礎コースの二日目です
04-27 09:37
04-27 09:37
さて、社長が灰の説明をしている間に、本日の軸のことばを呟きます(久々)
04-27 10:33
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【本日の軸のことば】「知音(ちいん)」:お互いの心をよく知る友のこと。「断琴の交わり」の故事から出た言葉→つづく
04-27 10:54
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春秋時代、楚の国にとある有名な天才音楽家がいた。彼の名は伯牙(はくが)。伯牙はある日、鐘子期(しょうしき)という薪とりと出会う→つづく
04-27 10:55
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伯牙が山に登ることを考え琴を弾くと、鐘子期は「まるで厳しくそびえる山が見えるようだ」と言い、河を思って琴を弾くと「ゆうゆうと流れる大河が目の前に見える」と、伯牙の想いをすぐさま理解した→つづく
04-27 10:55
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伯牙は感動し、「この世界であなたただ一人が私の心を理解してくれる。あなたは私の真の親友だ」と、二人は親交を深めたのだった→つづく
04-27 10:56
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しかし、病気で鐘子期が先に亡くなると、伯牙は「俺の心を理解する友はもういない」と琴の弦を断ち、二度と琴を演奏することはなかったという。そうしてその音を知る者はいなくなった…→つづく
04-27 10:56
04-27 10:56
互いの心を理解する同志は、松吹く風の音にさえ共通の楽しさを感じる、話の尽きないそんな仲。「知音」は、そんな熱い意味が込められた軸のことばです
04-27 10:56
04-27 10:56
「字が読めない…」「意味が分からない…」など、一見難しそうに思われがちな軸のことばも、こうやって背景(ストーリー)を知ると、より身近に感じられるかもしれませんね。むしろ軸を読むのが楽しくなってくるはず!
04-27 11:00
04-27 11:00
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