またもや久々の更新になってしまいました。今回は「節分」についてお話致します。
「節分」は、文字通り季節の分かれ目を意味しています。年や季節の分かれ目には「邪気(鬼)」が生じると考えられていたため、節分の日に厄払いをし幸せを祈願していた風習が、現在の節分の行事へと受け継がれているそう。また、「何故、鬼に豆をぶつけるの?」という豆知識もここで一つ。昔、鞍馬の奥に、人々を苦しめる鬼が住んでおりました。あるとき、毘沙門天が現れて七人の賢者を呼び、約600リットルの大豆で鬼の目を打てと命じた…という伝承があります。「鬼の目を打つ」ので「豆=まめ=魔目」というのだそう。また、「魔滅」にも通じるので、豆を使うのだとか。みなさんも、節分がモチーフのお茶碗でお抹茶を点て、豆とあわせて頂いてみてはいかがでしょうか?
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