わかる★ ねこ師匠の 茶の湯質問コーナー vol.3【何で国産の茶道具が良いのん?】

わかる★ ねこ師匠の 茶の湯質問コーナー vol.3~何で国産の茶道具が良いのん?~
のんこ「何でなるべく国産の茶道具が良いのん? 海外製のほうが安いのに…」
師匠「この間お話した『茶道具とホスピタリティー』」を思い出してごらん。まず『良いものは長持ち』『それなりのものはそれなり』です。例えば茶筅の場合…」●原料が違う茶筅は、竹の素材を生かした製品。海外製の茶筅は、もちろんのこと、海外の竹を使って作ってあります。海外の茶筅を日本で使う場合、風土の違いにより、割れたり、カビが発生しやすいのです。●製造方法が違う国産の茶筅は、職人が1本ずつ、小刀でそぐように茶筅の穂先を薄くしていきます。しかし、海外ではその工程をやすりで行います。やすりで削るほうが簡単で早くできますが、穂先の表面に細かい傷が残るため、折れやすくなるのです。●安全性が違う海外製の茶筅には、防腐剤や防カビ剤などが使用されていることがあります。日本では、冬に収穫した竹を長い間乾燥させてから作るため、薬は使用しません。海外の安価な製品の場合、そういった有害物質を使っているケースも多いそうです。◆こだわりの茶筅 尾張の女性茶筅師:悠揚(ゆうよう)作
尾張の茶筅師:悠揚(ゆうよう)作(2,600円) 点てやすさ、耐久性、美しさを追求したこだわりの茶筌。 しなやかで折れにくく、細い穂先が理想的な泡立ちを作ります。 初めての方でも点てやすく、丈夫で長持ち。 大切に扱えば3〜5年はもちますよ!
お茶処と言われる尾張地方(愛知県)は、お茶の生産量・消費量ともに多く、日常生活の中でお茶を飲む習慣があります。毎日使われている茶道具として茶筅は、点てやすさ・耐久性・美しさを長年追求してきました。悠揚の茶筅は、しなやかで折れにくく細い穂先が理想的な泡立ちを作ります。特にしなやかさは、肩の力を抜き疲れません。

茶道具 青峰堂

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