それでは、本日の軸のことばをつぶやきます
03-21 13:43
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【本日の軸のことば】「鶯」(うぐいす):漢字一文字で使われたり、「鶯声」や「鶯宿」「鶯春入処々」など、春に引っ張りダコの、このことば→つづく
03-21 13:43
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鶯は「春告げ鳥」の異名で親しまれ、長い冬を乗り越えて喜びに満ちた鶯の声。それはそのまま、悟りまでの長い修行を終えて、真理にたどり着いた晴れ晴れとした気持ちも表しています→つづく
03-21 13:44
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また、「鶯宿」(おうしゅく)は「鶯宿梅」(おうしゅくばい)の略。その昔、村上天皇が紀貫之の娘に梅の木を献上させた時、娘は自分の大切にしていた梅の木に「勅なればいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答えむ」→つづく
03-21 13:45
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(恐れ多い勅命なので献上いたしますが、この梅を住処にしている鶯が今年も帰ってきた時に『私の宿はどこでしょう?』と聞かれたら、私はなんと答えましょう)という和歌を添えて献上しました→つづく
03-21 13:45
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その和歌にいたく感動した天皇は「鶯宿梅」と名付けて返した。という逸話が残っています。そんな梅の木は、相国寺塔頭「林光寺」に接ぎ木を繰り返しながらも名木の風格を備えて、現存しているらしいです(おわり)
03-21 13:45
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