「茶道具 青峰堂」の名前の由来は、「怡雲(いうん)、青峰より起きる」という言葉からきています。
店舗のある敷地から、日本百名山の一つでもある「蔵王山」が見えるのでこの名前が付けられました。天気の良い日に青峰堂へお越しの際は、是非眺めてみてくださいね。【青峰堂豆知識・軸のことば】夏によくかけられる軸の一つに、「青山元不動(せいざんもとふどう)」というものがあります。“青々しい山”と書かれているので見た目も清々しく、季節物としても使いやすいのですが、実は「白雲自去来(はくうんじきょらい)」という言葉と対句になっています。「青き不動の山という存在があるからこそ、白くてふわふわした雲の自由が強調される」という意味。この禅語が青峰堂の茶室の由来になっています。
こちらがその青峰堂の茶室です。普段はお稽古に利用し、年末の「年納めの茶会」でも利用されています。
▲小間「不空庵」には、相国寺管長・有馬頼底老師筆、「怡雲(いうん)」の軸が掛けられています
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